末梢静脈路18G以上
分娩室で硬膜外カテーテル挿入(下部腰椎)
アンギオ室で両側総腸骨動脈閉塞バルーン留置
子宮左方転位、血圧モニター、足趾のパルスオキシメーター(血流遮断の評価)、胎児心拍モニタリング
手術室、動脈ライン確保、中心静脈ラインは必要に応じて
輸血製剤確保
20万倍アドレナリン添加2%リドカインを3mlずつ硬膜外カテーテルから投与、合計12-20mlでT4レベルの麻酔域
尿管ダブルJカテーテル
両側足趾にパルスオキシメトリー
ACT
硬膜外カテーテルからフェンタニル50μgと生理食塩水9ml
区域麻酔下に帝王切開開始
児娩出後、状況に応じて全身麻酔に移行
硬膜外麻酔のみの場合には45分ごとに初回投与量の1/3から1/2を追加投与
胎盤剥離しない場合、子宮収縮薬は使用せず
靭帯処理がある程度進んだところで、総腸骨バルーンをインフレート
バルーン前にヘパリン3000単位静注
バルーン閉塞時間は最大1時間
子宮全摘後にバルーン閉塞解除
プロタミン
硬膜外モルヒネ3mg+生食10ml または硬膜外PCA
照井克生 基本編 麻酔が関連する妊産婦死亡
日本の妊産婦を救うために 2015 東京医学社 から改変
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