SI>1かつ持続する出血があれば危機的状況と判断する
子宮内反症のように激烈あ腹痛を伴う場合は迷走神経反射で心拍数が低下する
(ショックが遷延すれば心筋虚血から心拍数低下から心停止になりうる)
大量出血にもかかわらずSIが1未満になることもある
SIは簡易的な指標
2015年9月27日日曜日
150929 子宮破裂症状
胎児心拍モニター
遅発・遷延一過性徐脈
持続性徐脈
やがて胎児心拍が確認できなくなる
完全子宮破裂
破裂部の激痛
腹腔内出血によるショック
不全子宮破裂
silent raputuire 無症状
出血が広がり、広範な血腫を形成し出血性ショックに
子宮破裂部からの出血は腹腔内出血や後腹膜血腫として広がるため。外出血が少ない場合もある
内診
完全子宮破裂の場合は胎児の先進部が著しく上昇
胎児が完全に腹腔内に脱出した場合は、腹壁直下に胎児部分を通常より明確に蝕知する
その傍らに硬く収縮した子宮を触れる
母体急変時の初期対応
メディカ出版
遅発・遷延一過性徐脈
持続性徐脈
やがて胎児心拍が確認できなくなる
完全子宮破裂
破裂部の激痛
腹腔内出血によるショック
不全子宮破裂
silent raputuire 無症状
出血が広がり、広範な血腫を形成し出血性ショックに
子宮破裂部からの出血は腹腔内出血や後腹膜血腫として広がるため。外出血が少ない場合もある
内診
完全子宮破裂の場合は胎児の先進部が著しく上昇
胎児が完全に腹腔内に脱出した場合は、腹壁直下に胎児部分を通常より明確に蝕知する
その傍らに硬く収縮した子宮を触れる
母体急変時の初期対応
メディカ出版
150928 産科肺塞栓症の予防
ヘパリンカルシウム 分娩後6-12時間から開始 5000単位を1日2回皮下注
クレキサン(エノキサパリンナトリウム低分子ヘパリン)
アリクストラ(フォンダバリヌクス 合成第Xa阻害薬)
分娩後24時間以上
抗凝固薬の変更時は両薬併用期間を設ける
ヘパリンやワーファリンは授乳中でも安全に投与できる
母体急変時の初期対応 メディカ出版より
クレキサン(エノキサパリンナトリウム低分子ヘパリン)
アリクストラ(フォンダバリヌクス 合成第Xa阻害薬)
分娩後24時間以上
抗凝固薬の変更時は両薬併用期間を設ける
ヘパリンやワーファリンは授乳中でも安全に投与できる
母体急変時の初期対応 メディカ出版より
150927 常位胎盤早期剥離
CTG cardio toco gram 胎児心拍陣痛図 reassuring fetal statusか?
典型的なパターンはない
低酸素やアシドーシスによる遅発性一過性徐脈や基線細変動の減少消失
遷延一過性徐脈
頻脈
サイナソイダルパターン:胎盤が剥離した際、胎児血が母体血に流入し胎児の失血が起こった結果、重度の貧血が起こり出現する
胎動減少
胎児心拍
胎動
子宮収縮:頻回のさざ波様子宮収縮、過剰収縮
典型的なパターンはない
低酸素やアシドーシスによる遅発性一過性徐脈や基線細変動の減少消失
遷延一過性徐脈
頻脈
サイナソイダルパターン:胎盤が剥離した際、胎児血が母体血に流入し胎児の失血が起こった結果、重度の貧血が起こり出現する
胎動減少
胎児心拍
胎動
子宮収縮:頻回のさざ波様子宮収縮、過剰収縮
2015年9月26日土曜日
150925 HELLP症候群による合併症
%
母体
子癇 4-9
早剥 9-20
DIC 5-56
急性腎不全 3-10
肺水腫 3-10
脳出血 1.5-40
肝被膜下出血・破裂 1.8
母体死亡 1-25%
胎児新生児
周産期死亡 7-34
胎児発育不全 38-61
早産 70
超早産 15
新生児血小板減少症 15-50
呼吸窮迫症候群 6-40
2015年9月24日木曜日
150924 癒着胎盤に対する帝王切開術の麻酔管理例 癒着の可能性と輸血準備
癒着の可能性
低い場合 自己血 + RBC 10U + FFP 10U
高い場合 自己血 + RBC 20U + FFP 20U
術中に癒着が判明 RBC 20U + FFP 20U 術中オーダー
照井克生 基本編 麻酔が関連する妊産婦死亡
日本の妊産婦を救うために 2015 東京医学社 から改変
低い場合 自己血 + RBC 10U + FFP 10U
高い場合 自己血 + RBC 20U + FFP 20U
術中に癒着が判明 RBC 20U + FFP 20U 術中オーダー
照井克生 基本編 麻酔が関連する妊産婦死亡
日本の妊産婦を救うために 2015 東京医学社 から改変
150924 癒着胎盤に対する妊娠子宮全摘出術の麻酔管理
末梢静脈路18G以上
分娩室で硬膜外カテーテル挿入(下部腰椎)
アンギオ室で両側総腸骨動脈閉塞バルーン留置
子宮左方転位、血圧モニター、足趾のパルスオキシメーター(血流遮断の評価)、胎児心拍モニタリング
手術室、動脈ライン確保、中心静脈ラインは必要に応じて
輸血製剤確保
20万倍アドレナリン添加2%リドカインを3mlずつ硬膜外カテーテルから投与、合計12-20mlでT4レベルの麻酔域
尿管ダブルJカテーテル
両側足趾にパルスオキシメトリー
ACT
硬膜外カテーテルからフェンタニル50μgと生理食塩水9ml
区域麻酔下に帝王切開開始
児娩出後、状況に応じて全身麻酔に移行
硬膜外麻酔のみの場合には45分ごとに初回投与量の1/3から1/2を追加投与
胎盤剥離しない場合、子宮収縮薬は使用せず
靭帯処理がある程度進んだところで、総腸骨バルーンをインフレート
バルーン前にヘパリン3000単位静注
バルーン閉塞時間は最大1時間
子宮全摘後にバルーン閉塞解除
プロタミン
硬膜外モルヒネ3mg+生食10ml または硬膜外PCA
照井克生 基本編 麻酔が関連する妊産婦死亡
日本の妊産婦を救うために 2015 東京医学社 から改変
分娩室で硬膜外カテーテル挿入(下部腰椎)
アンギオ室で両側総腸骨動脈閉塞バルーン留置
子宮左方転位、血圧モニター、足趾のパルスオキシメーター(血流遮断の評価)、胎児心拍モニタリング
手術室、動脈ライン確保、中心静脈ラインは必要に応じて
輸血製剤確保
20万倍アドレナリン添加2%リドカインを3mlずつ硬膜外カテーテルから投与、合計12-20mlでT4レベルの麻酔域
尿管ダブルJカテーテル
両側足趾にパルスオキシメトリー
ACT
硬膜外カテーテルからフェンタニル50μgと生理食塩水9ml
区域麻酔下に帝王切開開始
児娩出後、状況に応じて全身麻酔に移行
硬膜外麻酔のみの場合には45分ごとに初回投与量の1/3から1/2を追加投与
胎盤剥離しない場合、子宮収縮薬は使用せず
靭帯処理がある程度進んだところで、総腸骨バルーンをインフレート
バルーン前にヘパリン3000単位静注
バルーン閉塞時間は最大1時間
子宮全摘後にバルーン閉塞解除
プロタミン
硬膜外モルヒネ3mg+生食10ml または硬膜外PCA
照井克生 基本編 麻酔が関連する妊産婦死亡
日本の妊産婦を救うために 2015 東京医学社 から改変
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